「低糖質ダイエットは身体に悪い」って勘違いしている人がとても多い。
「一生糖質を摂取してはダメ」って言ってる訳じゃないんです。 今日は「低糖質」についての考え方をお話ししたいと思います。

皆さんが低糖質ダイエットを開始して感じる事や言う事は
「フラフラする」とか
「ボーっとする」とか
「立ち眩みする」とか
「頭が回らない」etc・・・

うんうん、それ解る〜、そうなりますよね。
でもね、そんな事言ってる人に限って
やってる糖質制限は３食糖質を食べない
「断糖」ってのをやってるんです。
「おいおい、それはいきなり過ぎるだろ〜」
って思います。

皆さん、やる事が極端なんですよね。
そんな極端な事やって糖質制限を否定してる
人は私から言わせると

って思ってしまいます。

だって、私達のような指導者も居ないのに、いきなり独学で極端な糖質制限を始めるって事は、山に登った事が無いのにいきなり富士山に登って

「こんなにキツイ山は無理〜！！」

ってボヤいてるようなもんなんです。

何事もそうですが、
モノには順序ってあるでしょ！（笑）

まずは糖質制限にはどう言うものがあるか
ってのを知らないといけません。

それには
糖質摂取量（CLS）
脂肪燃焼スピード（FBS）
と言う数値の概念を加える必要があります。

糖質摂取量（CLS）とは
●200 CLS（毎食糖質摂取）
●100 CLS（朝・昼糖質摂取）
●0〜90 CLS（糖質摂取１日１食以下）

また、こうとも言い換えられる

（糖質摂取量）とは
●200 CLS（糖質摂取過多で脂肪蓄積）
●100 CLS（糖質摂取しても体重は現状維持）
●0〜90 CLS（脂肪燃焼ゾーン）

ザックリ言うと

糖質を取り過ぎている人は200 CLS
１食だけ抜いている人は100CLS
糖質は朝だけor食べないって言う人は100CLS以下

また、
極限まで糖質を抜く人はCLSが０に近いって事

この話からわかるように、先に出てきた
「糖質制限すると調子が悪くなる〜」って
言ってる人は普段200CLSなのに、急に
０CLS
と言った極端な糖質制限を
やるもんだから体調が悪くなるんです。

つまり初回から３食全て抜いてしまってるんです。
そりゃ身体に負担かかるわぁ〜
って事になりますよね。

今まで長い間、糖質と言う「ハイオクガソリン」を
バッコンバッコン入れてたのにいきなり０に
するんだもん、身体が対応出来ないんです。

こんな極端な（下手くそな）糖質制限して
身体を驚かせ、負担を掛けているくせに
「糖質制限は身体に悪い！」って言ってるんです。

200あったものをいきなり「０」にするなんて「おいおい！」って思うでしょ。上手な糖質制限ってのは自分のライフスタイルを一気に変える事ではなく、このCLSを200からゆっくりと下げていく事なんです。

そして、身体が慣れてきてから目標の体重を設定し、その目標まで脂肪を落とす期間内で、摂取量を0〜90 CLSにすればいいのです。
（ダイエット中は血糖値をリッチ→リーンにする）

CLSを下げる事に身体が慣れてきてから
CLSを100以下にして身体を
ダイエットモードにするのです

ローギアからいきなりトップギアに持ってったら
車も壊れると同じで、身体も反動が大きいのです。
そしてある程度の期間0〜90 CLSを継続させる事で目標の体重まで落としたら100 CLSにするのです。
逆に太りたければ100 CLS以上食べれば良いのです。

そして一番大事な事は何か？

それは

低糖質ダイエットを開始する１週間前に
CLSを100で身体を慣らし、

ダイエットスタートしたら
CLS50以下にする

そしてダイエットが終了したら
CLS100にすればいいのです。

解ってくれたかな？

次回は脂肪燃焼速度（FBS）についてお話しします。

以上、180BodyDesign代表の根岸でした

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