鹿肉を食べよう(part2:もう一つその前に「牛赤身」)
さて、それでは『鹿肉』の本編へと進みましょう・・まず鹿肉の前に・・
またボディビルダーの調整法を例とさせてもらいますが、コンテスト2~1か月前にかけて、タンパク質の食材をあえて「牛肉(赤身)」にして、それを1日2kg以上食べる方法を取る・・・これは多くのトップビルダーが取り入れてきた方法です。
日本ボディビル界のレジェンドである「須藤孝三」は、深く刻み込まれたカットと薄皮一枚の優美なポーズで1970年代にミスター日本だけでなく世界選手権でも2連覇(ミディアムクラス)を果たしましたが、彼もコンテスト前2か月以上、毎日なんと300gの牛肉を1日6回食べ続けました!!!
僕らは便宜上「牛肉ローディング」と言わせてもらっていますが、僕自身も「牛肉ローディング」の経験があります。もちろん、牛肉といっても脂肪の少ない部分でなければなりません。脂肪分が少なくて安価な「オーストラリア牛」の「牛もも(かたまり)」を買って、さらに白い脂肪分は包丁でそぎ落とします。それをスライスしてグリルで焼けば、さらに余分な脂肪は滴り落ちます。
で、食べ続けて鶏肉とどう違うかと言いますと・・・炭水化物の量を減らしてもバテないのです。栄養成分的には・・・タンパク質は鶏の「ささみ」や「むね肉」に匹敵する含有率がありつつ、脂肪分も少なめでいて、『ビタミンB』なども鶏肉より断然多いです。また、「鉄分」や「亜鉛」などのミネラルもあります。さらには、脂肪燃焼効果として知られる『カルニチン』も含まれ、そして実は『クレアチン』も摂取できるのです。
クレアチンは「筋出力」を増大させるサプリメント(エルゴジェニックエイドとしてしっかりとエビデンスを持っています)として多くの製品が出ていますが、牛赤身肉を毎日1kg食べると、サプリメントと同量程度の「天然クレアチン」が摂取できるのです!
もう一つの「鶏肉」との大きな違い・・・それは良い意味での「プラシボー効果」かな、とも思います。鶏舎で短期間に育った数キロのかよわいニワトリの躯体と比べて、四本のしっかりした太い脚で地を踏んでいる大きな「牛」の肉を「いただく」という「思い込み」はプラスになります。
ということで、減量後期に敢えて使う「牛肉ローディング」ですが、コンテスト初心者が勘違いしてしまうのは、「絞れてない」のに「牛肉」に移行してしまうことです! 「牛肉ローディング」できるのは、前段階として「鶏むね肉」などで8割9割がた絞きれた選手の特権なんです!
だから、コンテスト出場予定のクライアント様は、まず「鶏のささみやむね肉」そして「サバ缶」やサーモンなどのタンパク質からスタートしてください。中長期ダイエット実施中の方は、3:1以下の比率で「牛赤身肉」を組み入れることは良いかと思いますので、個別にご相談させてもらいますね!
余談ではありますが、流行りのブラジルの肉料理「シュラスコ」・・・これはだいたい赤身に近い肉を食べられるので、減量中でも僕の家族はよく行きますね~(笑)
さて、「牛肉」で話が長くなってしまったので、またまた本題の「鹿肉」にたどりつきませんでしたね~(笑)
次回こそ、「牛肉ローディング」もしくは「牛肉を食べるタイミング」を「鹿モモ肉」に変えてみましょう・・という切り出しでお話しさせてください。
以上
180BodyDesignトレーナー
宮田智矢でした!
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