糖質は悪なのか?
世の中の情報は「糖質は食べたら太るからダメ!」って言う内容の情報もあれば「糖質は体の為に必要だ!」って情報もありますよね。
実際どうなんでしょうか?今日は糖質のメリットとデメリットを紹介しながら実際糖質はどうなんだ?って事を理解して頂きたいと思います。
糖質の効果・効能
糖質の効果・効能
糖質の効果・効能
糖質を善か悪かを決める前に糖質は栄養である以上、効果効能と言うものがあります。では糖質は摂取すると体でどう言う効果があるのかと言うと
●メリット
- 運動のパフォーマンスUP
- 心に快感を与えてくれる
- 脂肪を蓄積できる
このように3つのメリットがあるんです。でも貴方は「ん?脂肪蓄積もメリットなの?」って疑問に思ったでしょ?では次にデメリットを紹介します
●デメリット
- 糖尿病の原因になる
- 摂取せず激しい運動すると低血糖になる
- 脂肪が蓄積してしまう
あら?今度はデメリットにも脂肪蓄積が・・・。そうなんです、脂肪蓄積もデメリットなんです。実は糖質のメリットとデメリットは表裏一体なんです。
昔と現代のギャップ
昔(狩猟時代)は飢餓の時代ですから食糧難で餓死する事が頻繁に起こりました。なので人間の体は積極的に脂肪をつけなければ死んでしまう為、食べられる時にたくさん食べて脂肪を溜め込もうと言うメカニズムがDNAに組み込まれてます。
炭水化物(糖質)は一番効率よく脂肪に変換できる栄養素です。ですが農耕時代と違い、狩猟時代の人にとって糖質は「たまたま木に実ってた果物」や「たまたま育っていた稲」と言った偶然で見つける事のできた貴重な栄養素なんです。
実は糖質は昔の人にとって「見つけられたらラッキー!」ってぐらいのボーナスアイテムだったんです。なので昔の人には脂肪蓄積は「メリット」だったんです。
一方で現代は農耕時代を経て技術革新が起こり稲や小麦を大量生産可能になり飢餓とは無縁になりました。
それゆえに飢えに苦しむ事は無く、手軽に安くボーナスアイテム(炭水化物)が手に入るようになり、頻繁に摂取できるようになってしまったが故に、脂肪蓄積がデメリットに転じてしまったんです。
糖質は悪では無い
ならば炭水化物は現代の人類にとって「悪」なのでしょうか?答えはNo!「悪」ではありません。糖質は効果・効能を理解した上でメリットとなるタイミングで適量摂取すれば「善」になるのです。
一方で間違ったタイミングに過剰摂取するから「悪」になってしまうんです。故に糖質を摂取する側の判断次第で善にもなるし悪にもなるのです。これがメリット・デメリットが表裏一体と言われる理由なんですね。
摂取のタイミング
ではメリットとなるタイミングとはいつでしょうか?それは2つあります
●メリットのタイミング
①運動・活動する2時間前
②朝食時
このタイミングで摂取すれば消費できるので、脂肪蓄積する事も無く又、適度に快楽を与えてストレスも感じる事なく過ごせるのです。このような判断で摂取すれば糖質は「善」となります。
一方でデメリットとなるタイミングはいつでしょうか?それも2つ
●デメリットのタイミング
①デスクワークなどの体を動かさない時
②夕食時
このタイミングは摂取した後に消費できないので脂肪蓄積してしまうと言う理由でデメリットとなり、糖質は「悪」となってしまいます。
0:100思考を辞めよう
結局、糖質が良いか悪いかの二極論争(0:100思考)が糖質の間違った考え方を呼び込んでしまいます。そうでは無く、糖質の効果効能を理解し、メリットとなるタイミングで適量を摂取する事をすれば糖質は摂取しても良いし、糖質は「善」になるのです。
ダイエットが下手くそな人の典型的な思考が0:100思考な人なんですね。なので糖質は絶対に食べない!ってのも間違いだし、消費しないのに摂取するのも間違いなのです。
糖質に限らず物事全て長所と短所・メリットとデメリットがあります。それを理解した上で上手に判断し摂取する事が本当の意味での正しいダイエットなのです。
つまり糖質は貴方の判断次第で「悪」にもなるし「善」にもなるって事でした!ではまた次回のブログでお会いしましょう!