卵は1日1個って誰が決めた?
|皆様こんにちは、そして初めまして!
トレーナーの森彩那です
今回初投稿です。
今日は食卓には欠かせない食材の
「卵」のお話をしていきたいと思います。
卵はコレステロールが多いから1日1個!
みなさん1度は聞いたことありますよね?
実はこれ、間違った常識が浸透しています。
確かに、卵にはコステロールが多いのですが、私たちの身体にとってコレステロールは必要不可欠なもの。
細胞膜や様々なホルモンを作るために必要不可欠な材料なのです。
筋肉づくりにも、当然コレステロールは超重要です!
そんな超重要なコレステロール
実は食品からとらなくても、
日々自ら身体がつくっています。
必要な量の80%を肝臓でつくり、
残りの20%程度は食品から。
そのため、食事でとる量が少ない場合は必要なだけ肝臓でつくり、逆に食べすぎると肝臓でつくられるコレステロールの量が減少します。
コレステロールの値が一定範囲内に保たれるようにコントロールすることは、健康な人であれば、造作もないことなのです。
つまり、卵を1日1個なんて制限する必要ない!ということですね。
では「卵は1日1個説」はどこからきたのでしょうか?
ある医学者の実験結果によって、コレステロールは悪者扱いされはじめました。
実験では、うさぎに卵を大量に与え、血液検査をすると、異常に高いコレステロール値が。
この実験で、卵は危険だと言われるようになったのですが、、、
うさぎは草食動物ですよね。
普段食べているものにはコレステロールなんて入っていません。異常が生じるのも当然で、この結果を人間に当てはめるには無理がありますよね。
卵はとても優秀な食品です。
たんぱく質、脂質、カルシウム、鉄分、リン、ビタミンA、ビタミンB2、DHAなどが豊富で、さらに人体では合成されない必須アミノ酸の9種類がすべてバランス良く含まれています。調理法によって栄養に差が出ることもほとんどどありません。
注意すべき点があるとしたら、生卵は食べ過ぎないようにしましょう!
生の卵白には、美容のビタミンとして有名なビオチンの吸収を妨げる「アビジン」という物質が含まれています。
しかし、これは加熱処理すれば問題なし。
半熟でもOKです。
卵は完全栄養食品といわれているように私たちの体へ良い影響を与えてくれます。
コレステロールが、、、とあまり神経質にならずにどんどん食べていきましょう!
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