脂質の種類って?飽和って?酸化って?
こんばんは!180BodyDesign 管理栄養士の森です^^
最近、少し世の中にもオイルブームが来ていると思うんです(゚∀゚)
いままでは成城石井さんやカルディーさんにいかないと手に入らなかった亜麻仁油なんかも、いまや普通のスーパーで4、5種類置いているんですね。
↑低糖質食材や調味料、色々な種類の油がいっぱいのお店( ^ω^ )
オイルネタ好きな私も今までいくつか記事を書いてきましたが、
#その ”油” だいじょうぶ???
脂質は非常に奥が深い!!!
そもそも脂質ってなに?
私たちが栄養素として「脂質」と読んでいるものは
厳密に言うと「脂肪酸」というものです。
脂肪酸を大きく分けると2つに
●飽和脂肪酸
●不飽和脂肪酸
飽和脂肪酸はたとえばバターやラード、最近有名なココナッツオイルなど。
これらは冷えると(常温くらいからものも)固体になります。
いっぽう不飽和脂肪酸は冷やしても液体のまま、固まりません。
なたね油、ゴマ油、オリーブ油、冒頭にあげた亜麻仁油や、お魚の油などがあります。
ところで飽和って?
脂肪酸は”炭素(C)”という元素を持っていますが、
飽和脂肪酸はこの”C”の結合がしっかりしています。これが飽和という状態。
飽和=安定 熱や光に強く、酸化しにくい。
逆に不飽和脂肪酸は”C”の結合が緩いため、
この緩んだとこに”酸素(O)”が入り込んできます。
不安定がゆえ、酸化しやすいということです。
酸化してしまった油は#トランス脂質と同様にヒトは上手く代謝•処理できずに、身体に悪さを始めます。
動脈硬化の原因になったり、細胞膜やDNAを傷付け癌の危険を高めたり…
てことは、安定的な飽和脂肪酸ばかり使えばいいんじゃん(・ω・)?
いやいや、不飽和脂肪酸は健康的な身体をつくるためには必要不可欠。
脂肪燃焼を促進、中性脂肪を減少させる働きを持つものもあります。
さらに!
不飽和脂肪酸の中のω3系、ω6系はヒトは自分でつくることができません!!
↑ ゆえに必須脂肪酸と呼ばれます。
酸化しやすい不飽和脂肪酸を、上手にとることが重要ですね。
●加熱などの調理後はすぐに食べること
●新鮮な油かどうか
●油の保存は光に触れない、涼しい場所
質の良い油を新鮮な状態で使用している外食…はそんなにないでしょう。
スナック菓子や即席麺も当然 ✕…
揚げたてのわけないですからね。
しばらくは脂質について掘り下げていこうと思います(´・ω・`)
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